むかしおらは「虫屋」だった.
「虫屋」といっても別に虫を売るわけではありません.そういう方もいらっしゃるけど.
おらは昆虫採集をして標本を作って楽しむ収集マニアの方の「虫屋」.
小学6年生から高校3年まで甲虫類を集めていて、特にカミキリムシが好きで…何百種類も集めていた.
相当珍しいものもたっくさん採っていたんだけど...
そのころ土佐の高知ではちょっと知られていたほど熱心にやっていた.
(=∩_∩=ゞ
でも上京してから辞めてしまって、ナフタリンやショウノウが切れてしまったのをほったらかしにして…標本はヒョウホンムシかなんかにやられてしまった.
( ( ( ヽ(; ∩ 。∩)/
そのころの虫屋仲間も、みんなやられてしまったらしい.
虫屋仲間には・・・
博士で、ウンカの研究で世界的な発見をした親友がひとり.
それと・・・今でも虫屋をやっている親友がひとり.
彼はヒョウホンムシにやられて、こりゃいかん…と、今ではきちんと標本をりっぱに保存してある.
電話で話しているうちに、虫屋だった性格(?)が復活しかけてきた!
おらは現在小田原の、海のすぐそばに住んでいて、翌日か翌々日のおかずに魚を釣って楽しんでいる.(すぐに食べるよりも1日置いた方がおいしくなることが多い)
しかぁ〜し、どういうわけかこの2009年は、浜で魚がろくに釣れなくなっていた.
そこへその親友から「虫採りに行こうょ」というお誘いがヒットした.(?)
高卒後に上京して以来、彼から度々「虫採りに行こうょ」とお誘いがあって、何年かは行っていたけれど...広告代理店に勤め始めたころに虫をきっぱりと辞めてしまった.
その後も彼からのお誘いがあったけれど「もう辞めた!」と固く(?)決心し、全然山に行かなくなってしまった.
それが、あまりに魚が釣れないので...ついつい...
「アカジマトラが採れるのなら行ってもいいけど」
と言ってしまった.
アカジマトラカミキリは、土佐の高知にいたころ、どうやって採ったらいいのかわからない憧れのカミキリだった!
それが彼によると、
「材を取ってくれば何十匹も出てくる」
という!
(=゚エ゚=;) エ?
ぢゃ・ぢゃぁ!
と、つひにおらの固い(?)決心が崩れてしまひ、彼の住む山梨まで出かけた.
彼の車に乗って一路ポイントへ.
↓途中の風景.(クリックで大きく表示.以下同様)
↑車を降りてパチリ.
↑パチリ.
アカジマトラカミキリはケヤキなどの樹につく.
幼虫時代は枝などの皮の下から中の方などを食してから蛹になり、成虫になって穴をあけて外に出る.
それで、ケヤキの材を探す.
ポイントに着いた.
↑ケヤキのある林.
落ちている枝のうち、アカジマトラカミキリが食っていると思われるものを選んで、ギコギコとノコギリで切って持ち帰るのだ!
↑おらだょ.突入前に友人に撮ってもらった一枚.
食生活を変えたので今は、この時よりも12kgも痩せているからね〜!えへへ
v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ ダカラ?
しかし、材を切るのが結構な重労働!
あれもこれもとたくさんの落ち枝を切った.
これが…電車通学(ナンノコッチャ)のおらには、あまりにも重いので宅急便で送ってもらった.
アカジマトラカミキリは、秋に出現するカミキリ.
もし今年出なければ来年になるかも知れないけれど...
とてもタノシミタノシミ!
((o(*^^*)o)) ワクワクカッコカッコ!
v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ ナンヂャソラシドレ!
↑アカジマくんが(たぶん)入っているケヤキの材を日光に当てて水分をとばしているの図.
よその家のアカジマくん(画像):
http://www2.gol.com/users/nanacorp/ZUKAN/akajimatora.htm
よその家のアカジマくん:
http://www.wrass.co.jp/log/2003/2003_log_naganoLB3.html
(↑下の方に手に持ったアカジマくんの写真があり、大きさがわかる)
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