フジコちゃんって言っても山本の富士子ちゃんでも隣の富士子ちゃんでもありましぇん!
ましてや、藤子不二雄センセでも、「フ〜ジコちゃん」のルパン三世の峰不二子ちゃんのことでもありましぇん!
フジコブヤハズカミキリ.
( ( ( ヽ(; ∩ 。∩)/
山梨の友人とコブ叩きに行った.
フジコブヤハズとタニグチコブヤハズカミキリが同じ場所で採れるという!
しかぁ〜し.
コブヤハズよ、お前もか・・・
まるで今年の小田原の海(浜)の魚みたいに、いなかった.
今年は全体になんもかも不作の年?…って言いたくなる程全然いない.
それにしてもクモもハサミムシも落ちてこない.
もしかして先客がいた?
友人によれば、いつもなら15も16も採れる所らしい.
あまりに一向に落ちてこないので、叩くのは止めて方針を変えることにした.
無数に落ちている落ち葉を一枚一枚めくっていく.
地道で根気のいる作業に突入する!
「虫屋ってすごい!」というより「なんておバカなんだろう」などと思いながらめくり始めた.
ところがめくり始めて5枚目.
ん?
ん・ん?
いた〜っ!
センノキの枯れた落ち葉の裏側に!
というか裏返しになっていた葉っぱの表側に.
v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ ヤヤコシヤ〜、ア・ヤヤコシヤ〜!
思わず...ひとりさみしく生きているのね!?
と言ったら、友人が大笑い!
虫屋である友人は、今までそんな風に一度も思ってもみなかったと笑い転げた.
だぁっ〜てぇ、こぉ〜んなに・・・
と言ってもわからないか...写真にも撮ってないし.
何百、何千、何万枚・・・と、数える気もしないほど無数に落ちている落ち葉!
v(^∀^ )☆\(^∀^; イッペンカゾエテミレバ?
その、星の数ほどは無いだろう落ち葉の(あはは)、たった一枚の落ち葉に、たった一匹でいたんだょぉ〜!
考えてみれば、もう感激・感動もんだ!
このカミキリムシは...ご存じない人のために書くと、
飛べない種類なので、移動手段は…電車に乗るワケにもいかず、徒歩!
( ( ( ヽ(;。__。)/
異性や仲間(?)に出会うためには、ひたすら歩くしかない.
えらいっ!
つ〜か、すごいっ!
後翅が退化しているから飛べない.
飛ぶことをやめたから退化したのか?
だとしたら、なぜ飛ぶことをやめたのか?
それともこちらが最初で、飛びたいと思ったから進化して後翅が出来て飛べる様になったのか?・・・は知るよしもない.
なぜ知るよしもないかは…知るよしもない.
v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ ウルセイヤツラカ!?
もっとも、なんらかの手段で「ここにいるょ」って自分たちの間ではわかるんだろうけど.
「ひとりさみしく生きているのね」と言った時に、大笑いした友人が
「そりゃ人間の眼から見たらそうかも知れないけれど、彼らはそうじゃないと思う」
と言った.
う〜む.
そっかぁ
むしろ悠々自適に暮らしているんだね?…と勝手に納得することにした.
楽しくプラスの方向で考える方がいいもんね?
「徒歩」もすごいけどこのコブヤハズの種類は、さらにすごい!
成虫のまま外で越冬をするんだと!
越冬するカミキリと言えばタテジマくん(タテジマカミキリ)は、真冬に野外でこの手で実際に採った.
ほかに何種類・何十種類いるのかは知らないけれど、とにかくすごいと思う.
寒くないのかね?
彼の知り合い(やはり虫屋)が、真冬に1mほど雪を掘ってコブヤハズの成虫を掘り当てたんだって!
\(◎o◎:)/ ヒエ〜、アワ〜、ムギゴハン〜!
v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ ナンノコッチャアッチャコッチャ!
大自然の雪の中から2cm前後の虫を見つけるなんて!
・・・・・
寒いのによくやるねぇ.
ヽ(◎∀○)☆\(^∀^;)/ ソッチ?
で今回の採集行、最終的には...
葉っぱめくりたったの5枚目で採れたのに、そのあとかなりの枚数の落ち葉をめくったにもかかわらず、後にも先にも見つかったのはこの♂1頭だけ.
友人の方はビーティングで同じくフジコブ♀1頭のみ.
タニグチさんはお留守でした.
(ノд・。)
まぁ、一匹でも採れたのでよしとするか...
なかなか採れないから面白いんだ!
↑犬の遠吠え.
↓クリックで大きく表示
↑落ちていたセンノキの枯葉をひっくり返すと...
↑ちょっとアップにして.
↑少し明るくして
↑もっと明るくして
↑葉っぱにいたフジコくん(フジオくんと呼ぶべき? 未展足)
|