◆2010年9月13日 メディオ&アドニス採ったどぉ〜ッ!


某所にてメディオ採集!

夜間に街灯を見回っていたら、街灯から3mかそこら?…とにかく灯りから少し離れた場所の舗装された道を、てくてくと歩いていたのをゲット!
たぶん街灯に飛んできたと思われる.


メディオは、モミの材から羽化してのものが圧倒的に多いらしく、野外での採集はとても難しいと聞く.
ヾ(〃^∇^)ノ ヤタッ〜〜〜ッ!

こんな小さいのが薄暗いところを歩いていたのを見つけたのだから、我ながらよっく見つけたと思う.
<( ̄个 ̄) エヘンムシ!
v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ ナンノコッチャアッチャコッチャ!


↓クリックで大きく表示(以下同様)
↑メディオ…ヨツボシシロオビゴマフカミキリ



アドニスというのは...アカエゾゼミのアドニス型のこと.
通常、黒いアカエゾゼミの腹部背面が、全体オレンジ色のものをアドニス(型)と呼ばれている…らしい.(おら知らなんだもんだで)
(◎∀◎;ゞ


この場所に何度か通ううちに、「セミいないかなぁ」という虫屋がいたので、さっきあそことあそことあそこに落ちていたよと教えたら、すぐさますっ飛んで行った.
おかげさまでアカエゾのペア採れましたぁとニッタニタと喜んで帰ってきた.

アカエゾゼミやエゾゼミは普段は木の高い所にいるので、採集することは、まず不可能なんだそうな.
甲虫類しかやっていなかったけれど、いろんな人と交流するうちにほかのムシのことを少しずつ知るようになった.


へぇ〜、そんなに珍しいのかぁ・・・と、次からは自分でも採るようにした.
今年の8月中旬以降で、エゾゼミ2匹とアカエゾゼミ3匹採った.どちらも♂♀とも採れた.

↑展足&乾燥中のセミ

赤い方がアカエゾゼミ、黒いのがエゾゼミ.


それで、今回も外灯付近に落ちていたアカエゾ1♀、エゾ1♀を拾った.

この夜はセミ狙いの人が二人いて、アカエゾを採ったと言ったら見せて欲しいというので、入れていた瓶を取り出した...

それを見た途端、二人とも

「アドニスッ!」

と大声を出して飛び上がったので(跳び上がって50cmほどあとずさりした)、おらは、もうびっくり!
なにごとっ!?

何ょ、アドニスって?
v(^∀^ )☆\(^∀^; ジョセイカ!?


恥ずかしながら、アドニスだかアグネスだかアドレスだか後にするだか、ちぃ〜っとも地井武男氏だったので...
v(^∀^ )☆\(^∀^; ナンノコッチャアッチャコッチャ!

アドニスって?と聞いてみた.
そうすると、
アカエゾゼミで全部が赤い(オレンジ?)ものをアドニスと言って、なかなか採れないアカエゾゼミの中で、1000匹に一匹だと言われているとか、10年狙っても採れない人もいるんだとか...一生採れないかもとか...

とにかく、ヨコヤマヒゲナガよりかず〜〜〜っと珍品らしい!
瓶をしまって話を聞いていたんだけど、話が終わると、若い虫屋は
「もう一度見せてもらっていいですか?」

見終わってから
「大事にしてくださいね!」


こりゃ相当なものなんだろうなとあらためてびっくりした.

↑左:アドニス、右:エゾゼミ



いつも来ているおっちゃんは、
「あ〜ぁ.それを狙って毎日来ていたのに…採られちゃった」
と、首をうなだれ、がっくしと肩を落とした.

こ〜ゆ〜のをビギナーズ・ラックと言うんだろうか?


山は、これまでとは違って、なんだか秋の気配というか、秋の空気の感じ.
いつものおっちゃんは…

「秋の感じになってきたから、今年はきょうで終わりにするつもり.アカエゾゼミがことし割と出たので、来年は…きっと(アドニスは)出ないと思う.ぁあぁ〜あ、夢、破れちゃった」

と、背中に冬の気配を漂わせて帰って行った.
おらは背中越しに
「す・すびばせぇ〜ん」
とこころの中で言った.
しかぁ〜っしっ、こころの中の隅の方では、
「すごいの採っちゃったんだぁ!」
( ´艸`) ...ウププ!

・・・と、だんだんと嬉しくなってきた.


帰宅してからネットで見てみると、オークションに出ているアドニスが「激レア」とか「10000円からスタート」とかあり、へぇ〜...珍品なんだぁ・・・とあらためて驚いた.
レベルを金額で見るのもなんだけど...
おらの憧れのカミキリだったアカジマトラカミキリなどは、オークションで500円からとか、ケブカトラカミキリが880円、ベーツヒラタカミキリが1300円、ヨコヤマヒゲナガカミキリが2200円からになっている.
だから10000円からというのは相当なもんだ!

いやいや、何も知らなくて採ってしまって...あらためて

m(_ _;)m ゴメンチャイ!






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