ケブカトラを狙って「カミキリ情報館」(トップ・ページのリンクを参照)の池修さん、それからTさんと私の三人で千葉へ.
ところが!
以前ケブカトラを採らせてもらった農家を訪ねてみると、イヌマキの枝が…かなり伐採されている!
まだ残っている十数本(?)のイヌマキを見てみても、枯れ枝がすべて払われている.
しばらく探してみたけれど、かなり厳しいので他の場所を探してみることにした.
同じく前にケブカトラを採ったところに行ったものの、食痕のある枝が2本あっただけ.
さらに何ヶ所か探し廻っていると、ものすごい数の伐採枝が置かれている場所があった.
しかしながら・・・どの枝を見ても食痕がない.
それに…どうしたことか太い幹が見当たらない.
千葉県ではケブカトラ発生以来、予算を取って積極的に駆除を行っているようで…なにしろイヌマキは千葉県の木に指定されていて、ケブカトラの被害は甚大なものがあった.それでかなり手が入っているようだ.
お世話になっている農家の方にも、市の職員と町役場からも駆除方法の説明に来たそうだ.
おそらく太い幹は他の場所に持って行って燻蒸されたのでは?・・・と思われる.
それでか…食痕がいくらも見つからないし...駆除がかなり進んでいる様子.
他を探すのは、さらに厳しいみたいなので、結局最初の場所に戻った.
立木で怪しい幹をナタで削ったところ食痕を発見!
池修さんにあとをおまかせしたところ、彼は丁寧に食痕を追って削っていき、見事に成虫を発見!
しかも大きい個体!!
さすがベテランだなぁと感服しました!!!
ほかにも同じ様な立木が何本かある.
しかし、太いのでチェーンソーでもないと割り出すのは不可能に近い.
そのうちこれらも切られてしまうかも知れないなぁ...
出たのは1頭だけだけれど、写真撮影用というのが一番の目的だったので、これで終了とした.
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