◆2014年4月28日 テツイロヒメカミキリの蛹


材からアリンチョがたくさん出ていたので、ティッシュに乗っけてベランダに出す作業をしていたら、なんと、ケースの底にカミキリの蛹が2匹もいるぢゃぁ、あ~りませんかッ!
2匹とも元気よく体をくねくね、腰をぐるぐると.
よっくアリンチョにやられなかったなぁと驚いた.だって結構な数のアリンチョが出ていたんだから!
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↑ 4月12日に発見~撮影.
見つけた時には左上の…脱皮した幼虫の抜け殻がお尻にくっついていた.
ケースの底にいたので、細かい樹皮のくずが体一面に着いている.


↑ もう1頭の蛹.やはり細かい樹皮のくずが…


2匹の蛹をそっとティッシュに乗っけて、小さなタッパーに入れてさらにティッシュでくるんでから、フタをしてケースの底に置いた.(これが今年の4月12日だった)

数日~1週間おきに覗いてみた.
途中4月23日に見た時には眼が黒くなっていた.


↑ なんか、お化粧したみたい.おほほ


↑ もう1頭の方.


↑ くねくねとすぐ後ろを向いてしまうのをやっとのことでこっちに向けた.


それで、きょう見たら羽化していた!


↑ すごくキレイな色!...色が落ち着くまで、どれくらいかかるんだろうか?
このまんまの色でいいのにねぇ?
そ~もいかないか.あはは
まだ腹部が白い.


↑ う~~~ん、すんごく
キ・レ・イ!


ところで、なんで蛹が落っこちていたんだろう…と思われるかも知れない...
が、それは材を見れば、さもありなんと納得出来ると思う.
なんたって乱暴な食べ方で、あちこちに大きい穴が開いている!
穴というよりも、大きい隙間と言った方が当たっている.
完全に裏に貫通しているのがたっくさんある!
これぢゃぁ…通りすがりに落っこちてしまってもおかしくないほど!
なので、蛹になってから落ちたのか、はたまた幼虫のうちに落っこちて外で蛹になったかは知るよしもない.なぜ知るよしもないかは…知るよしもない.
v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ マァタデッカ!…ウルセイヤツラカ?

これだけ大きな穴が開いているのだから、アリンチョにとっては、正に・・・穴場!
v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ アッポ~!

ともかく、この蛹が何カミキリなのか、このめちゃくちゃ乱暴な食べ方が何なのか、やぁっと判明した.
ケレシウム全体がこの食べ方なのかどうなのかは不明だけれど、似たような食痕をするのでは?…と思う.
その食痕の写真を載せたいけれど、もしかしたら...どうやら新寄主植物になりそうなので、発表してから掲載させていただくことにする.
また、
これとは、はるか別の場所で、ぜんぜん別の樹種で、まったく同じ食べ方をしている枝を持ち帰っているんだけれど、食痕からしてこれもケレシウムだと思われる.
そうだとすると、またまたこれも (間違いなく?たぶん…?) 新食樹となりそう...
ただ、やはり隙間だらけでアリンチョがものすごく出て来た.
蛹室のための木くずを詰めたのが1箇所だけある.しかしそのすぐ下の方に大きな穴があるので、アリンチョの犠牲になってなければいいんだけど...






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