妖怪アマガッパ
2014年2月24日

おらがまだ中学生で、高知の梶ヶ森という山にひとりでカミキリムシを採りに行った時のこと.


中腹を過ぎたころに雨が降ってきたので、持参していたカッパを着てビーティングをしながら、もくもくと標高を上げて行った.


そして、
忘れもしない...丁度、スロープになった三叉路の場所で、上から下山してきた4人の女性グループが、角を曲がったところでおらと鉢合わせになった.
鉢合わせと言っても8mほど先.


・・・・・


鉢合わせぢゃなくて、8m合わせか...

v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ アッポ〜!


すると...
今で言う「山ガール」のお嬢さん方が、ハッ…と立ち止まったのだ.



なにを隠そう…何ぁ〜〜〜んにも隠しませんッ!

v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ ダカラァ、アソコハ カクセッツ〜ノッ!

スケスケベ!ヽ(; ∩ 。∩)/☆(; ^∀^)/



お嬢さん方は...おらを見て立ち止まったのだ!


この、正直者で、純情可憐なおらを見てだょ!!

ヽ(●∀○)☆\(^∀^;)/ ドコガヂャィッ!


決してアヤシ〜ものぢゃないのに...


だから、

「あ、大丈夫ですよぉ」と言いながら彼女たちに近づくと...

近づくっつ〜か、そうしないと上に登れないから.




そしたらなんと彼女たちは、


「キャ〜、キャァア〜〜〜ッ!」


と、
晴れていたらきっとこだまが返ってきただろうなと思えるくらいの大声で叫びながら、別の道を駆けて行ってしまったのだ!!!




なんなんだょぉ、と心の中でむっとしたおらは、彼女たちが降りて来た山道をぷりぷりしながら登って行った.




そん時のビーティングのいでたち.

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