クロスジハナカミキリ |
2014年3月4日 |
クロスジハナカミキリ... かつては、この名前だった. ご存じのように、今では「カエデノヘリグロハナカミキリ」. カミキリを集めている人たちの間では超・有名な某所の、主にカエデの花で採れるし、センノキの立ち枯れに飛んで来るという生態がわかってからは、そうでもなくなったけれど、おらがこどもの頃には結構な珍品! 自分では記憶にないんだけれど、先日親友と話をしていたらこの「クロスジハナカミキリ」の話題になり、彼がこう言った. 「あんた梨の木に登ったぜぇ」(50年ほど前のこと) (汗; えぇ〜〜〜ッ? そんな危険なことやってたっけぇッ!? ( ( ( ヽ(; ◎∀◎)/ 中学生時代、土佐の高知に住んでいて、毎日のように近所の山に虫採りに行っていた. 土・日になるとたいてい、汽車に乗って(時代がわかるのぉ)、あの「妖怪アマガッパ」の(あはは)梶ヶ森という霊山に登った. その山の上の方(1000mぐらいだったか)に高〜い梨の木があり、そこでクロスジハナカミキリを採って狂喜乱舞したことを覚えている. ヽ(*◎∀◎*;)/ ← 狂喜乱舞しているの図 翌年も狙って行ったけれど、まだ花が咲いていなくてがっかりしたことも覚えている. _○| ̄|_ ← がっくりしているの図 以下は親友の話.(この話はまったく記憶にない.上の梨の花で既にクロスジハナを採ったあとの話なのか前なのか不明) 虫仲間4人で梶ヶ森に登った. しかし、上の梨の花はまだ咲いておらず、みんながっかりして下山したんだと. 2人ずつ別行動になり、私はM君と歩いていたんだそうな. 中腹にさしかかった時に、遠くの方に白い花を見つけた(んだそうな). 「あれ梨の花やない?」(← 土佐弁) かなり遠かった(らしい)のを、我々二人は頑張って花の方まで行った(らしい). しかし、蔦だか蔓だかが邪魔して、ぐるっと後ろを廻って行かなければ花に到達しなかった(らしい). 以下「らしい」を省略. (・Θ・;)ゞ v(^∀^ )☆\(^∀^;)/ アッポ〜! ところが、ずっと後を歩いていた二人が遠くから我々の捕虫網を見つけて、なんと、梨の花に先回りしてしまった. 当時の竹の継ぎ竿では高い梨の花まで届かない. そこで彼らは落ちていた竹を継ぎ足して花をスイーピング. そして、なんと、クロスジハナカミキリを2頭もゲット!!! ヽ(☆エ◎;)/ ガビ〜〜〜ン! ↑ そんな感じでみんなたまげたらしい. (こう聞くと、どうも上の梨の花ではクロスジハナをまだ採っていない感じ(?)) あとから来た二人は先に下山した. 「どういても採らないかん」(「どうしても採らなきゃ!」の意) と、おらがそう言うや否や、その梨の木に登った!(登らないと網が花に届かなかったので) そして…見事にクロスジハナをゲットした!(らしい…「らしい」復活.あはは) この虫仲間4人は鉄棒仲間でもあり、みんな大車輪をやっていた!(おらもだょ!) だから身がとても軽かったので、よくビワの木に登って実を取って食べていたのを覚えている. 4人の中でも一番身の軽いI君に空中転回を教わり、おらは道路上でも平気で前方空中転回をやっていた!(このことも良く覚えている!) しかし、 これまで見た山にある梨の木って…ぜんぶ真っ直ぐですっごく高い!下の方には枝もないし. それを見ると、良っく登ったもんだと思う. (◎Θ◎;)ゞ |
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